04 | 安心性能×快適性能

夏はひんやり涼しく、冬はほっこり暖かい。丸道工務店の家は耐震等級3(最高グレード)が標準性能。全棟構造計算を行う為、今後予測される災害時の「絶対的安心」を作ります。断熱等性能等級5〜7の断熱性の高い住宅で健康に暮らすことができます。また、カタログ上の数値ではなく全棟気密測定を実施する為、均一な制度の施工となります。


安心性能×快適性能
一棟一棟‟構造計算"に基づき、確かな耐震性能を実現!

丸道工務店では"全棟構造計算"にこだわっています。なぜなら、お客様に安全に安心して暮らして頂く為、一般住宅も‟全棟構造計算"をすべきだと考えているからです。

大型建築物は、当たり前のように、安全の為に‟構造計算"をします。しかし、通常木造2階建て以下の建物は、四号特例により構造計算書の提出義務はありません。また、構造計算まで出来る建築士が少なく、必要とされる資料は膨大で、かつ計算は非常に手間がかかることから、ほとんどの工務店で構造計算まではしていないのが実状です。

住宅は、一棟一棟の立地条件や間取りが異なるので、丈夫な家を建てるには個別に正確な構造計算が必要となります。丸道工務店では、「安心・安全」の家づくりの為、全棟‟構造計算書"を作成、金具一本一本に至るまで確認・検証をしています。

構造計算とは、そもそもなに?
安心性能×快適性能
構造計算とは、建物が地震や台風などの自然災害にどのレベルまで耐えることができるのかを確認する為に行うもので、「建物の重さを計って、縦や横にかかる力を想定し、その力が実際にかかった時に建物がどれくらい傾くか」を計算することです。そして、それが建築基準法で定められた基準値内に収まっているかを確かめるのです。




安心性能×快適性能
地震は繰り返し起こる!

丸道工務店は耐震等級3を標準に高耐震にこだわっています。
なぜなら、地震の多い日本だからこそ、家の耐震強度はとても重要だと考えているからです。 さらに、雪が多い日本海側の福井では、積雪時でも建物の倒壊から家を守る必要があります。 丸道工務店では、繰り返し起こる地震や、積雪時の巨大地震に耐える家をつくる為、プレウォール工法を採用しています。

プレウォール工法の特徴は、‟モノコック構造"と‟真壁サンドイッチ構造"です。 モノコック構造は、柱・梁・壁が一体になっているので、どの方向から荷重がかかっても全体に分散し、部分的なひずみやくるいが生じにくく、高強度を必要とするジャンボジェットにも使われています。

真壁サンドイッチ構造は、柱と柱の間に壁材を組み込んでいるので、地震の揺れが伝わると壁が突っ張りしっかり耐えます。柱に壁材を釘で打ち付けるだけの大壁構造に比べて柔軟性があり、繰り返しの揺れにも強いので、余震があっても安心です。また、釘が壊れて抜ける心配もありません。

モノコック構造モノコック構造
「モノコック構造」はジャンボジェット機にも使われる一体構造のことで、どの方向から荷重がかかっても全体に分散し、部分的なひずみやくるいが生じにくいのが特徴です。


プレウォール工法プレウォール工法
在来軸組工法の2倍以上の強度。
2X4工法に比べ間取りを自由に、さらに約2倍の耐震性!


パネル構成パネル構成
独自開発の「真壁サンドイッチ構造」により、高い耐震性を実現。壁倍率3.3倍、5倍で設計が可能です。

積雪のある北陸の為の実験!
多くの会社で耐震実験は行われていますが、丸道工務店が採用しているプレウォール工法は、雪が多い日本海側の福井に適した家として積雪を見越した実験で証明している事が特徴です。

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繰り返しの地震を想定した強度比較実験・開口部付き耐力壁強度実験等様々な実験を行っていますが、三次元実大振動実験では積雪区域ならではの実験が三次元実大振動実験です。
三次元実大振動実験では、過去もっとも被害の大きかった阪神淡路大震災にて観測された同レベルの地震波を、業界初の積雪1mを想定し積雪荷重10トン・積載荷重を8トンの合計18トン(小屋10.12トン、2階床7.92トン)の鉄板の重りを設置した状態で、震度7を2回・震度6弱を8回の合計10回の加震に耐えられました。
試験体は構造体のみなので、実際の建物では石膏ボードの強度も加わり、より一層の強い構造となります。

パネル工法の強度と在来軸組工法の自由度をあわせもつ為、「強度」と「くらしの豊かさ」の両立を実現!
強度にすぐれたプレウォールで建物を支えているので、間取りの制限が少なく、大空間・大開口の設計を可能にします。
吹き抜けや大きな窓がある広々としたリビングなど、ご家族の夢をかなえ豊なくらしを届けるプランをつくる事ができるのです。

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※耐震等級は、地震に対する建物の強度を表す指標のひとつです。建物の耐震性能によってランクが3段階に分かれており、その数字が大きければ大きいほど、建物の耐震性能が高い為、建物を建てたりする際の目安になります。
耐震等級というのはそもそも地震で建物が崩壊しないよう、地震に対する構造躯体の倒壊・崩壊等のしにくさを表示したものです。
◉耐震等級2
「長期優良住宅」として認定されるには、耐震等級2以上の強度が必要です。災害時の避難場所として指定される学校や病院・警察などの公共施設は、必ず耐震等級2以上の強度を持つことが定められています。
◉耐震等級3
住宅性能表示制度で定められた耐震性の中でも最も高いレベルであり、災害時の救護活動・災害復興の拠点となる消防署・警察署などは、その多くが耐震等級3で建設されています。



高断熱
断熱性の高い住宅で健康に暮らす!
丸道工務店は福井市6地域において、省エネルギー基準を「断熱等性能等級5」(注文住宅標準仕様)、「断熱等性能等級6」、「断熱等性能等級7」とする高断熱にこだわっています。
※プランにより異なります。
なぜなら、断熱性能と健康の関係をしめす調査で、住宅の断熱グレードが高いほど様々な疾患の症状が改善されたというものがあります。
また、高い断熱性を維持する家は、毎日を快適に過ごすことができ、一般的な住宅と比べて光熱費の節約にもなるのです。
住宅の隙間は熱や湿気を出入りさせ、住宅の断熱性・保温性や寿命まで低下させるやっかいなものです。パネル工法は、もともと寒さの厳しい北欧で誕生しました。プレウォール工法は、この加工精度の高い壁パネルに世界最高レベルの断熱性を持つフェノールフォームを構造躯体にきっちりとはめ込むことで、隙間をつくりません。そして、家全体をすっぽりと包み込むように施工することで、屋外の気温を伝えにくいうえに、室内の空気も漏れにくいので、寒い冬には一度温めた空気を外ににがさないのはもちろん、熱い夏の冷房効果も抜群です。1年中快適で省エネな家をかなえます。
丸道工務店は、隙間をなくして熱を逃がさないより確かな高気密・高断熱を実現し、家族が健康に暮らせる家をかなえます。

省エネルギー対策等級は、「住宅性能表示制度」の評価分野のひとつです。
住宅の断熱措置などを工夫して、冷暖房などに使うエネルギーの消費量が減らせるかを審査します。等級の数値が高いほど性能は高いのです。エネルギー対策等級は次の2項目について評価しています。

1.温熱環境(断熱等性能等級)
住宅の断熱性能について、暖房器具に使用するエネルギーの削減量をどの程度減らせるかという指標で評価します。等級は1~7まであります。

2.エネルギー消費量
住宅で使用する電気・灯油・都市ガスなどのエネルギー消費量を削減するための対策がどの程度とられているかを示します。等級は3〜6まであります。

快適な上に光熱費も節約できる
快適な上に光熱費も節約できる
プレウォールの住宅は光熱費も節約できます。家庭生活において消費するエネルギーの大部分を占めるのは暖房。プレウォールの住宅なら一般住宅に比べて、暖房にかかるエネルギーを抑えることができるから、光熱費もぐっと安くなります。


断熱性能の高い住宅で健康に暮らす
断熱性能の高い住宅で健康に暮らす
断熱性能と健康の関係をしめす、こんな調査があります。引越しした住宅の断熱グレードが高いほど、それまで出ていた様々な疾患の症状が改善されたというものです。家族が健康に暮らす住宅は、高断熱化をお勧めします。


フェノールフォーム
世界最高レベルの断熱性能「フェノールフォーム」
プレウォールでは一般的な住宅に使用されている断熱材「グラスウール」に比べて約2倍の断熱効果を持つ「フェノールフォーム」を採用しています。耐久性も高く、何年たっても変わらぬ断熱性能を誇ります。


隙間をなくし熱を逃がさない
隙間をなくし熱を逃がさない
工場生産の壁パネルと断熱材で隙間を作らない住まいの断面図です。

高耐久性能
湿気が多い北陸は結露対策が必須です!
丸道工務店は、いつまでも丈夫で健康な状態を保つ家づくりとして、高耐久性能にこだわっています。
なぜなら家の寿命を縮めるのは、壁の中に入り込んだ湿気と、それが冷やされてできる結露だからです。日本は高温多湿な気候風土で、湿気が多い北陸では結露対策が必要です。
結露対策がされていない家は、壁(断熱材)の中が湿っている状態が続き、柱や土台を腐らせる原因となり、建物の耐久性を損なってしまいます。

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透湿性
丸道工務店で採用している抜群の断熱性能を持つ断熱材「フェノールフォーム」は、一般的な断熱材である繊維系断熱材の欠点である吸水性の心配がありません。
壁(断熱材)の中は常に乾燥していて、気密性も高いので湿気が入り込むすきを与えず、柱や土台が腐ることなく健康な状態を保つことができます。

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壁の中を結露させない通気工法
湿気を通さないフェノールフォームを採用するとともに、壁の中で結露させない通気工法を採用しています。
この工法は、通気層で空気を流動させることで、室内と室外の気圧の差を少なくし、壁の中の湿気を外に排出する事で壁の中の湿気をなくし、壁の中を結露させない壁体内換気が可能です。
また、隙間の多い住宅では風や室内外の温度差による漏気で効果的に換気ができませんが、プレウォールの住宅は気密性能が高いので、『計画換気』をしっかり行うことができ、家の中の空気をきれいに保ちます。
内部結露をさせない設計で、目に見えない壁の中を乾燥させた状態を保ち、腐朽菌やシロアリの発生を効果的に抑制することで、いつまでも丈夫で健康に、長持ちする家をつくっています。